平素は格別のご支援とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
当中野地区秋田県人会は、東京秋田県人会ができる昭和29年の2年前に既に会として発足しておりまして、ずいぶんと古い歴史を持つ会であります。初代由利吉治会長から数えわたくしで15代目となります。5年前から会長を務めさせていただいております熊谷光太郎でございます。
当会は、昭和49年に会則を成文化し、組織としての体を整えつつ、首都圏秋田県人会連合会の一翼を担う会として活動を続けておりますが、制約等は特に何もなく、独立体として参加者が自由にかつ楽しく様々な催しを行っております。
各年の懇談会、宴会等をもって会員の親睦を深めてまいりましたが、発足以来60年を超え、当然ですが、同じ行事の繰り返し、マンネリ化、またメンバーの老齢化等々悩ましいことが出てまいります。おそらくは他のほとんどの県人会が抱える悩みではないかと思いますが、幸いにして我々は、3年前に中野にぎわいフェスタへ参加するようになり、これを機により一層の会の広がりを得ることができました。今では若い人も増えつつあり
、彼らが活動できる場つくりをこれからも心掛けて行く所存であります。
今年もまた、10月に四季の森公園において行われるフェスタ参加を目指しております。秋田県の物産の販売などを通じ郷里との太いつながりができつつあります。これを機に、県人会のこれからを話し合い、「会員相互の親睦」を如何に図るか、そして「ふるさと貢献」を如何に具現化するか、その為の仕組みを考え、進展させたい、そのように考えております。
秋田県と中野区の発展と、会員の皆様のご多幸をお祈りし、ご挨拶と致します。
中野地区秋田県人会 会長 熊谷 光太郎
